個人旅行で行く1泊2日黒部ダムの旅!安曇野周辺のおすすめレストランとジェラート屋さんもご紹介します!
(Two days and one night personal trip to Kurobe dam! I recommend some restaurants and the gelato shop around Azumino city)
こんにちは管理人のtoshiです。
今日は先日行った黒部ダムの旅について、周辺のおすすめスポットも合わせてご紹介します。
黒部ダムをご存知の方、ご存知ではない方いらっしゃると思いますが、黒部ダムは富山県と長野県との県境に近い場所にあります。
黒部ダムに行くには富山県側から行くパターンと長野県側から行くパターンがありますが、長野県側から行くのが便利でして、今回は長野県側からのアクセスをご紹介します。
と、その前に、私たちは大阪から自家用車で長野県へ行きましたので、途中腹ごしらえです!
お店の名前は「パンプローナ」さん。スペイン料理を提供してくれるレストランです!
今年の8月でオープンから20周年を迎えるとのことで、長くたくさんの方に愛されるお店のようです!
さて、私たち4名が注文したのは以下のメニューです。
●タパスランチセット
①小エビのアヒージョ又はイカの墨煮
②スペインオムレツ
③サラダ
④ごはん又はパンを選択
⑤コーヒー又は紅茶
タパスランチセットを2つ注文したので小エビのアヒージョとイカの墨煮を1つずつ注文
●本日の鶏肉料理
①ガーリックチキン
②サラダ
③ごはん又はパン
④コーヒー又は紅茶
●魚介のパエリア
●クレマカタラナ(デザート)
お味ですが、小エビのアヒージョはオリーブオイルがしつこく無く、イカの墨煮も見た目と違って結構あっさり。パエリアはお米に味がよく染み込んでいました。鶏肉料理もオリーブオイルをベースとしたソースで表現がしにくいのですが柔らかいお肉とマッチしていて、個人的にデザートのクレマカタラナの次に好きな料理でした。でも、どれも美味しいので、どれを選んでも後悔はないと思います。
一番のおすすめクレマカタラナは、スペインのプリンと書かれてたりもしますが、表面を焦がしキャラメルにおおい、中身はトロトロのプリンというような感じです。これは絶対に食べてほしい1品です。
それでは、「パンプローナ」さんで食事をした後は、いよいよ黒部ダム観光です。
長野県側から黒部ダムへのアクセスは、長野県の大町市にある扇沢から電気バスに乗って、関電トンネルを通ってたどり着けます。
関電トンネルでは、破砕帯と呼ばれる最難関の区間で、摂氏4度という冷たい地下水と土砂が毎秒660リットルも噴き出し、黒部ダム建設最大の難所だったそうです。その区間は青色でライトアップされていまして、今でも、地下水が大量に流れていました。
その破砕帯を過ぎ、数分電気バスで進むと、やっと黒部ダム駅に着きます。
しかし、よく観光パフレットで見る黒部ダムはまだです。そこから展望台まで220段の階段を登ってダム展望台まで行かなければいけません。
しばらく階段を登ると、ダム展望台に着き、目の前に黒部ダムが。
そこから見る景色は圧巻!
黒部ダムは、別名「くろよん(黒部川第四発電所の略)」とも呼ばれますが、今から約60年前に関西電力が建てた発電用のダムです。堤防の高さは今でも日本で一番大きいダムとなっています。
この黒部ダムですが、実は関西電力にとって会社が破綻するかどうかの一大プロジェクトだったそうです。
というのも、資本金の約3倍(最終的には5倍)の総工費をかけて建設した今では考えられないような事業だったそうで、そのようなことから、石原裕次郎さんによる「黒部の太陽」という映画やその映画をリメイクした香取慎吾さんが主演のドラマが制作されています。
このエピソードは黒部ダムの「新展望広場特設会場」の黒部の物語で確認することができますので、ぜひ訪れてみて下さい。
また、黒部ダムと言えば、黒部ダムカレーという食べ物が有名ですが、実は黒部ダムカレーは条件をクリアすれば黒部ダム以外でも食べられるものだそうです。
- ライスを堰堤の形にする
- カレールーは堰堤の内側に流し込む
- カレールーの上に遊覧船に見立てたトッピングを乗せる
- 必ず水をつける
- 料金は700円以上とする
価格まで決まっているのは驚きでした!
もしカレーが好きな方は黒部ダムカレーをコンプリートする企画を行っても面白いかもしれません!
話はダムに戻りまして、黒部ダムを間近で見て感じたのは、この壮大で巨大な建造物を約60年前に作った人のことを思うと、当時の人々のパワーに頭が下がる思いでした。
ちなみに、黒部ダムの堤防から噴水のように出ている水は、ここで発電しているわけではなく、観光用で出されているとのことです。ですので、放水期間があって、2021年の今年は6月26日から10月15日までとなっているとのことです。
この黒部ダムの建設によって、関西での重工業の発展、そして今では考えられないですが、一般家庭で週3日以上停電していた状況を一変するものだったそうです。
とにもかくにも、人生で1度は訪れてみて下さい!
黒部ダムの後は、ホテルにチェックインです!
今回泊まったホテルは「ANAホリデイ・インリゾート信濃大町くろよん」さんです。
私たちが訪れた時は、素泊まりで、1泊1部屋7,000円で宿泊ができました。
1泊1部屋7,000円の割にはきれいで、ホテルの中にあるフィットネス、キッズルーム、温泉などが追加料金無しで利用できますので、大変お得なホテルだと思います。
私たちは、ホテルでの食事無しのプランでしたので、大町市内のレストランで夕食をいただきました。
私たちが利用したレストランは「カイザー」さんです。
「カイザー」さんは、満腹になるだけで無く、味も非常に満足できるレストランで、ホント、コスパがいいレストランでした。
私たちは以下のメニューを注文しました。
・鹿ステーキ定食 2,080円
・ビーフステーキ定食 1,900円
・油淋鶏(ゆーりんちー)定食 1,100円
・とんかつ定食 1,120円
鹿ステーキは、鹿肉の臭みがなく、ビーフステーキより柔らかいので、すごく食べやすかったです。個人的にはビーフステーキより美味しいと感じました。
あと、私たちは注文しませんでしたが、隣の人がエビフライ定食を注文されていて、すごい大きなエビが乗っていたので、今度来た時は注文してみたいと思いました。
「カイザー」さんはローカル感のあるレストランですが、味も美味しく量もたくさんあるので、きっと満足できると思います。
注意点としては、メニューにも書いていますが、ご飯の量が多いので、普通盛りが一般的な大盛りと思って食べられる量を頼みましょう。
次の日は、前の日に「カイザー」さんでお腹いっぱい食事したこともあり、朝食は抜いて、10時のおやつ代わりにジェラート屋さん「花彩(はないろ)」さんに行きました!
「花彩」さんは、大町市にあるジェラート屋さんで、厳選した地元の素材を使ってジェラートを販売していて、信州安曇野産の低温殺菌牛乳と旬の素材・厳選された素材を使って毎朝手作りされる、本当に美味しいジェラートを販売されているお店です。
ホームページでは、おすすめとして「メイプルウォールナッツ」がありましたが、個人的には夏イチゴのジェラートがイチゴの味が濃厚でおすすめです(期間限定だったら申し訳ございません)。
旬の素材を使ったジェラートが沢山あるので、どれにしようか迷うと思います😊
ジェラートを食べた後は、松本市まで行き、国宝の松本城に行きました。
松本城は築城400年以上経過しているお城で、現在天守の建物を残す城は全国で12しかありませんが、そのうち五重の天守は松本城と姫路城の2城だけ、さらに五重六階の天守の中では日本最古だそうです。
また、松本城は、壁面の上部を白漆喰、下部を黒漆塗りの下見板で覆っていて、この漆喰の白と漆塗りの黒の対比が絶妙な美しさを醸し出しています。
お城に興味のある方は黒部ダムの観光とセットでぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
松本城の後は、長野県といえば「蕎麦」。「蕎麦」を食べずには帰られません。
私たちは、松本城近くの「やまとう」さんで昼食をとりました。
「やまとう」さんでは、「かわり蕎麦」を提供されていて、もちろん試さずにはいられないので、オーダー!
天ぷらの盛り合わせも合わせて注文しました。
全体的に上品な味で、まだまだいけるって感じの蕎麦でした。
松本城の近くですので、興味のある方はぜひ訪れてみて下さい!
というわけで、個人旅行で行く1泊2日の黒部ダムの旅でした!
最後までご覧いただきありがとうございました!